今回は、新世代の大容量ポータブル電源ASAGAO AS2K-JPをご紹介します。2000Wの高出力で、消費電力の高い電化製品が使えることは、災害時にはとても頼りになります。停電対策に持っておきたい大容量のポータブル電源の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。
大容量だから、使い道はさまざま
蓄電量が2028Whあり、最大出力は2000Wもあるので、電子レンジやドライヤーなどはもちろん、DIYで使う電動工具なども使用できます。
使用状況が一目でわかるLEDパネルで、バッテリーの残量や、使用可能な残り時間、充電状況も把握しやすいのが特徴です。
電子レンジや電子ポット、冷蔵庫などをを使用しながら、スマートフォンやパソコンの充電もできますし、AC出力が6口も付いているので、複数の電化製品を一度に使えるのが魅力です。
また、停電時やいざという時に使えるLEDライトもあり何かと便利です。
・使える電化製品の目安
- スマートフォン 1.8Ah~3.34Ah 140~220回
- ノートパソコン 60W 23回以上
- 冷蔵庫 300W 8~16時間
- 電子レンジ 1000W 1.6~2.8時間
- スロークッカー 170W 5.8時間以上
- 液晶テレビ 120W 8時間以上
- ドライヤー 1400W 1.2~6時間
- ドローン 60W 25~36回
- 電気自動車(16A) 1800W 5~8km
急速充電が嬉しい
自宅のコンセントなどから1100Wで約2時間と、急速充電ができます。ポータブル電源は定期的に充電しておくことをお薦めしますが、2時間でフル充電できると、緊急時にも素早く対応できて良いですね。
また、別売りの純正ソーラーパネルを2枚用意し、直列接続をすれば、最大約400Wで充電ができ、天気などの条件が良ければ最短5時間でフル充電することができます。野外で過ごす時間が長い時、避難所や車中泊の時でも、ソーラーパネルがあれば安心です。
また、ACC充電ケーブルを使用すれば、車からの充電も可能です。ケーブルは別売りとなっています。
サイクル寿命はなんと2,000回!
サイクル寿命とは、ポータブル電源への充電を何回行えるかの目安です。ポータブル電源は、充電と放電を繰り返すことで、少しずつ劣化していきます。なので、未来永劫使える訳ではなく、また、ポータブル電源の使い方によって、どれくらいの期間、使えるかはさまざまですが、2,000回の充電が行えるとなれば、10年以上は使えそうですね。
メーカーや製品によって、サイクル寿命が違いますが、ASAGAO AS2K-JPの2,000回はとても多い方だと思います。
ポータブル電源を選ぶ際にはこのサイクル寿命にも注目した方が良いですね。
参考記事
16個口の出力ポートで自由自在に電源が使える
ASAGAO AS2K-JPには全部で16個口の出力ポートがあります。
- AC出力x6
- USB-Ax2
- USB-A(急速充電)x2
- USB-C(100V)x2
- DCx2(センタープラス)x1
- ACC出力x1
- XT60x1
ACとDCの同時出力もできます。
また、入力電力に合わせて50/60Hzの自動切替えに対応、手動での50/60Hzの設定も可能で、周波数固定の製品なども使用可能です。
ASAGAO AS2K-JPのスペック
- 容量 2028Wh
- 定格出力 2000W
- 瞬間最大出力 4000W
- AC出力 100V、50/60Hz(純正弦波) 6個口
- ACCソケット 12V/15A 1個口
- USB出力 USB-A 2個口
- USB-C 2個口
- USB-A(急速充電出力)2個口
- DC出力 12V/3A 2個口
- XR60出力 12V/25A 1個口
- 動作温度 -10℃~40℃
- サイズ 392x279x323mm
- 重量 22.0Kg
安全性とサポート
バッテリーセルは、高級EV車のバッテリーにも採用が進んでいる、リン酸鉄リチウムイオンで、分子構造的に安定している為、破損しても発火しにくく、安全性に優れていると言われています。
フル充電サイクルはと2,000回と先ほど述べましたが、その時点での残存容量も80%と言われる長寿命が魅力です。
また、製品本体には2年の保証が付いていて、日本国内にもサポートセンターがあるので、万が一の時にも安心ですね。
まとめ
今回は、ASAGAOのポータブル電源をご紹介しました。
人数の多いご家庭では、使いたい電化製品も多くなりますので、2000Wの大容量で、同時に複数のデバイス使用ができることはメリットが大きいですね。
そして、ソーラーパネルと合わせて用意しておけば、停電時など、いざという時に安心ですね。